もうすぐ春、新しい自分に会いたくなる♡断捨離とこころの関係
まだまだ寒い日が続いていますが、少しずつ春へと向かっている兆しを感じる今日この頃。
わたしは掃除が好きな方ですが、お掃除がちょっぴり億劫で嫌な気持ちになるのってなぜかしら・・・?(笑)それはもしかしたら、「普段、見ないように、ほったらかしにしている」この「ほったからかし」「後回し」が積もり積もって小さな罪悪感を生んでいるのかも……と思ったことがあります。(笑)
窓やサッシ、本棚の奥、台所下、洗面所下、押し入れ、もはや何の保管場所がわからなくなってしまっているBOXたち、またまた、たんまりため込んだ領収書たち・・😢
それでも、「よいしょ!」と、重い腰をあげて取り掛かると、だんだんリズムの乗って来て、その状態が心地よくなり、やり終えると何とも言えない開放感と「こころ」に吹きこむ爽やかな風〜〜〜部屋だけでなく「こころ」もスッキリ!するのです。
みなさん、この感覚経験したことがあると思いますが、この「お掃除とこころの関係」って不思議ではありませんか?
さて、もうすぐ春。春といえば新生活、移動、なんらかの変化、そして出会いと別れの季節です。今日はこの新しいスタートの季節に、新しい自分に会いたくなるような「お掃除とこころの関係」について紹介します。
「断捨離」ってどういう意味?
すでに世の中で一般的に広まっている【断捨離】という言葉を改めて調べてみました。きちんと調べてみると普通のお掃除と断捨離は意図が違うということがわかりました。そして今日、お掃除ではなくて敢えて「断捨離(だんしゃり」を紹介するのは、この断捨離の意図の中に「こころとの関係」が説明しやすいので紹介しました。
断捨離は、「もったいない」とう固定概念に凝り固まった心を、ヨーガの行法である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)を応用し、
・断:入ってくるものを断つ。
・捨:家にずっとあるいらないものを捨てる。
・離:物への執着から離れる。
として不要なものをたち、捨てることで、物への執着から離れ、自身で創りだしている重荷からの解放を図り、身軽で快適な生活を人生を手に入れることが目的である。ヨーガの行法がもとになっているため、単なる片付けとは一線を引く。ウィキペディアより引用
お掃除をすると「こころがスッキリする」のは、ここでいうところの、【捨】と【離】を実行することで、自分自身が整理され、また「ずっと置いていた」という執着心が捨てられるからなのでしょうか?
わたしは今は東京に住んでいますが5年前に大阪から引っ越してきました。なんとスーツケースひとつです!これはまさに入ってくるものを断ち、不要なものを捨て、その過程で物への執着から離れました、完全な断捨離を経験しました。
しかも、このスーツケース1つで過ごした期間が1年くらいあり、それ以降も生活必需品など増えましたが、それでも必要最低限の持ち物だけで、かなり少ないほうだと思います。どこに何がおいてあるかは、いつもはっきりわかっていて、不要なものは家にありません。部屋や書類はいつも整理整頓されていて、部屋を見渡して「こころが混乱する」、「どこに何か保管されているかがわからない」というちょっとしたストレスもありません。
執着を手放すこと
「断捨離」ができるようになったのは、「断捨離」の「離」=「執着を手放す」ことができるようになったのが一番大きいと思います。なので、「捨てる」という行為がスッキリ、爽やかです。
東京に来る少し前に、離婚を経験しました。これは人生で大きなイベントでしたが、この引っ越しも、私の中の「こころの変化」がうみだしました。なぜスーツケース引っ越しなのかは、これまた今となっては笑い話のひとつですがそれはまた別の章で書きますね(笑)
このスーツケースの中に実は元旦那さんの写真が1枚入っていました。ほかの物は全部捨ててしまったのに、このお気に入りの写真1枚が数少ない荷物の中のひとつに占められていました。
しばらく月日が過ぎて、また数か月に一度、書類整理をするタイミングに、またその写真がでてきました。その写真には大好きだった彼の部分が前面に溢れている写真でした、わたしはこころを扱つテクニックを学んできたので、その状況については何度も扱っていました、彼のことはもう整理がついていました。
その写真を改めて眺めて、そして大切に胸にあてて、「ありがとう」と言いました。もう一度、優しかった彼を思い出して「思い出」に涙をながしました、整理できたと思っていても、まだ涙がでるのですね。そして、次に、「さようなら」といってビリッと破りました。
すっとすぐに涙がひいて、自分の中にある「何かのエネルギー」がなくなったのがわかりました。
このエネルギーの正体が何かわりました。わたしは彼へ執着していたのではなく、「彼との思いで」に執着していたのです。これは、「こころ」という物を持っている「人」だからできる能力ですね。「思い出」という過去の印象をいつまでも持ち続けて感傷に浸ることができるのです。
もうすでに不要だと分かっていることに無意識にエネルギーを注いてしまう、そしてそれがコントロールできないことが「執着」の苦しみですね^^
人は生活必需品とは別に、持っている物にはなんらかの意味づけと感情をもっていると思います。お掃除や押し入れにしまいこんでいるものを整理したりすることって、自分の「こころ」と「気」を整えることに繋がるんだと思います。
だから、わたしはお掃除をするときには、自分の感じていることを大切にします。少しでも感じて捨てることが、「まだだなぁ」と思ったら置いておきます、その代わり、感じて不要だと思ったらすぐ捨てます。
そして、もう終わった恋の手紙が捨てられないなら、それはまだ執着しておきたいのだと、そんな自分を受け入れて、そんな自分によしよししてあげます^^
こころと世界は繋がっている
「世界は自分の意識が映し出す鏡」とはよく言われますが、本当です。
わたしの友達を例にあげますね。彼女の家はいつ遊びにいっても物が多くて、すごくごちゃごちゃしていました。友達は「部屋が狭いから〜」といっていました。しばらくして、少し大きな家に引っ越したので遊びにいったら部屋は確かに広くなっているのですが、相変わらずものがごちゃごちゃしていました。(笑)
その友達のプロフィールに興味を伸ばすと、実家がお店をやっていて、彼女は「売り物の商品」が山積みの中で育っていました。いつもお父さんとお母さんがいて、内職している姿を見て育っていました。そしてその友達は実家が大好きなのです。そうです、彼女にとっては、そのごちゃごちゃは幸せな家族の原型なのです。物がごちゃこちゃしていて、片付いていない状態は彼女の意識にとってぴったりとフィットしていて、安心感があることなのです。
自分の世界は知らず知らずのうちに、自分の「こころ」が好む通りに出来上がっています。
だから、もしあなたが断捨離をしたくて、でも、物が捨てられなくて、掃除が行き届いてなくて、いつもごちゃごちゃの部屋をみて自分を責めているなら、責めないでくださいね。意識のどこかでそうしたい理由がちゃんとあるのです。
部屋を整理整頓すれば、こころもスッキリするように、無理に断捨離をするのではなくて、「こころ」と向きあい、自分の内側を変えれば、自然とあなたとあなたのお部屋も変わります。
もう一度いいますが、自分の世界は知らず知らずのうちに、自分の「こころ」が好む通りに出来上がっているのです。
「自分がうまくいかないことも?」と聞かれそうですが、(笑) 答えは残念ながら「YES」です!周りや状況のせいだと思えることを、自分が好んでいるなんて認めたくないですが、でも、もしその出来事と「こころ」の関係に向き合えって自分が好んでいる理由がわかれば、人生の次のステップに進めます^^
周りや状況のせいなら変化を創ることは難しいけれど、自分が創りだしているなら変えることができるからです。
さて、ヨガは身体を動かし緩めることで、こころまで静かに、リラックスされてくれます。それと同じように、お掃除も、自分の中の不要なものを捨て整理され、また執着心を手放して、すっきりとしたエネルギーを感じさせてくれます。
「こころ」と「からだ」「物理的世界」とは、繋がっています。これは外側からのアプローチです。
また、逆に「こころ」中を整えることで、あなたのカラダや、あなたの人生の出来事や人との関係を変えていくことができます。
お掃除で例えた、見なかったことにしたい場所、「普段、見ないように、ほったらかしにしている」場所があるように、「こころ」の中にも、窓やサッシ、本棚の奥、台所下、洗面所下、押しいれ、のように、あまり普段は気にしないけど、押しやってしまいたい「記憶」「感情」「強迫観念」「こうあらねばならないという思い込み」「これは正しいとしている考え方」などがあるのです。そして、これらが「こころ」という無限の空間に積もり積もって、放置されているのです。
部屋や家は物理的限界が見えるので整理したり片付けようとしますが、「こころ」の空間は無限です。でも、ある一定量のところで、整理整頓していないパソコンのように容量オーバーで「重く」なります。この状態になると、心は重く、そして身体疲れ気味で、新しいものをアップデートできなくなります。だから、自分のものの見方も偏っていて、新しいことへチャレンジするのも重い腰をあげたり、もしくはやる前から億劫で諦めたりしていまいます。たくさんの人は、この「こころの荷物」を整理しないまま、自分はダメだ、もっと出来たはずなのにと自分を過度に責めたり、また、何かが億劫になっていることを「年齢のせいだ」とか、「世の中不景気だ」とか何かのせいにしてしまっています。
そうではなくて、「こころ」に不要なものが積み上げられているだけなのです(笑)心を整理整頓するだけで、新しいチャンスを引き寄せるなんてことができたら、ワクワクしませんか?
新しい自分に出会うために、心のお掃除をはじめましょう!
自分の人生をひとつひとつ丁寧に振り返り、押し込めていたものを再び浮き上がらせてそれを手放していく。
想像しただけで、スッキリ、ワクワクという感情もあれば、それと向き合う時に億劫だったります、これは、台所の排水口をのぞき込むようなものです(笑)
誰だって見たくないものの、ひとつや二つはありますね。その見たくない物の中に、古い傷や痛みを感じることや、不当な扱いをされて許せないこと、自分が人たいしてやってしまった罪悪感などが積もり積もっているかもしれません。
それをふたたび感じることは少し勇気が必要かもしれませんが、きちんと安全なスペースと安全な方法でやればかならずそれを手放してその執着から自由になることができます。
そして、何よりのメリットは、あなたの目に見えないこころにたっぷりとしたスペースができす。パソコンの容量を増やしたら機能がめちゃくちゃUPした!という経験はありませんか?
あなたは自分自身をアップデートさせて、今までは想像できないような考え方をしたり、また全く新しい世界に興味をもつかもしれません^^これは本当に未知との遭遇です。
まとめ
「お掃除とこころの関係」をまとめると、
①こころと、世界は繋がっている
②こころと世界は繋がっていして、外側からのアプローチと内側からのアプローチ、そして両方とも影響しあっている。
③「断捨離」することは、自分を知り、自分自身のデトックス効果があり、また逆に、自分自身の内側「こころ」と向き合うことで、外側の世界に変化を起こしていける。
冬の寒さは、外にできることを億劫にしてくれます。落ち着いて、内側へと目をやって、この季節にぜひ内観を深めてみてください。お部屋やまた、心の中の不要なものを整理することは、自分自身をアップデートさせることです。それは軽やかで、新しい考えや環境を受け入れやすくなり、また新しいものを創造したくなります。
私たちは「今 ここ」に生きるしかできないのに、「過去への執着」と「未来への不安」を持つことができます。でも、いつも「今 ここ」なのです。いつでも、「今 ここ」から自分を変えることはできます。新しいあなたはあなた自身が想像もできない「あなた」かもしれません^^待ち遠しい春に、「今 ここ」から準備しましょう。
関連記事はこちら👉
このサイトhappycreatelabはライターがアバター(R)コースを学び「意識」と「こころ」の使い方が土台となりブログ記事として紹介しています。このサイト上の掲示は私個人の意見の意見であって、アバター(R)コースを管理するスターズエッジ・インターナショナルの立場や意見、戦略を代弁するものではありません。