自分のことを大好きになりたい人へ 親を許すというスピリチュアルレッスン
両親から厳しく育てられた生い立ちから、優等生タイプ、聞き分けのいい子に、我慢強い子になり、自分らしくいることや自分を自由にすることが難しく感じている人がいます。そして自分自身が好きになれない、そんな苦しみを抱えている人はたくさんいます。
そのため、今、母親、父親との関係がよくなかったり、親に心を開けない、できれば会いたくない、そして「許せない」という感情を持っている人は結構たくさんいます。複雑な家庭環境、暴力を受けたなどのトラウマがある方はそうであっても、一般的に恵まれた家庭環境で育っていても、「親とのよくない人間関係が自分の人生の足かせのひとつになっている」という経験をしている人は、以外にたくさんいます。そうです、これはとてもポピュラーなことなのです^^
実際わたし自身がそうでした。私自身が教えているコースでその方の人生を取り戻すプロセスの中で両親との関係のサポートをたくさんさせて頂きました。
今日は親に対して許せない感情があったり、自分の人生の側面で何か滞りがあるのは「親のせいだ」とどこかで感じている方へ、そんな方の「こころの葛藤・苦しみ」を少しでも和らげるプロセスをご紹介します。
自分がこうなのは親のせいだとおもっていい
私は小さな頃、母親のヒステリーの中で育ちました。もちろん大人になって「確かに自分が悪かったなぁ」と冷静に感じる出来事はありますが、その他、なぜあんなに怒鳴られたのか?理由のわからないものはたくさんあります(笑)
よく被害者意識をやめて、新しく自分の人生を歩き始めるように書かれている本などがありますが、まずは、「許せない」というあなた自身の感情にはそれ相応の理由があります。だから、まずはあなたの感情、あなたの経験してきたこと、それを大切に感じることが最初のステップだと思います。
わたしの場合、暴力というような叩かれたりされたことは一度もありませんが、母親のコントロールできない感情の被害者ではありました。母親が怒りヒステリーの感情から私たち(妹と父親)をコントロールすることに私は全力で反発してきました。(笑)妹は反面教師で、逆でそれに従っていました。
もともと金銭的に余裕がない家だったにも関わらず、私が国立大学を受験を断念し、私立の学費のかかる大学を選択をして、その入学式に母親が来なかったことでますます後ろめたさを感じたことがありました。母親は応援してくれているはずだったのですが、何が原因だったのか?すっかり忘れてしまいましたが、学費を払わした大きな罪悪感はそのあとのわたしの人生にしこりを残しました。
学生時代の一人暮らしから親と疎遠なったのをきっかけに、わたしは母のコントロール下を逃れることができ、またますます距離をおくようになりました。経済的に自立をして、大人になったとき持った考えは「私がこうなのは母親のせいだ」という考えでした。
私は学生時代から「自分のやりたいことがいったい何か?」を見つけ出せないでいました。自分がわくわくすることを探しはじめて着手するのだけどいつもその選択に「罪悪感」を感じはじめるのです。また金銭的な決断も、自分が自由にお金を使うことが罪悪感でいっぱいで苦しい葛藤がよく起きていました。自分が幸せと豊かさを選択できないこの罪悪感はずっと両親とその環境のせいだと思うようになりました。
そしてそれがますます、両親から私を遠ざけました。
暫くして、マンツーマンのコーチングセッションを受けるようになったことがきっかけでこの「母親への被害者の感情」を人に話すことができるようになりました。その後、縁あって、今わたしが資格をもって教えているアバター(R)コースを受講しました、コース受講の決め手は別の目的だったのですが、自分の人生を飛躍的に成功させるためには、ずっと足かせとなっていた母親との関係をたっぷり見直していく「許しのステップ」へと進んだことは本当に大切なプロセスでした。
このコースの目的は許することではなく「人生の源になること」なのですが、コースの教材にも「許しの選択肢」というワークセッションがあり、許しのプロセスを丁寧に踏んでいくこともできます。
私がお伝えしたいことは、暴力を受けたとか、複雑な家庭環境でのトラウマがあったなどがなくても、なんらかの「傷」が今の人生に影響を及ぼしていることは誰にとってもあります。そうです、これはポピュラー(人気)なことなのです。
そして、親を許せないことで一番苦しんでいるのは「じぶん自身」なのです。許しを完了させて被害者意識から抜け出すと、なぜ両親と分離してしまったのか?全て相手のせいにできた「からくり」が紐解かれていき、逆に両親に対して頭が下がるような思いになるのですが、そうなるためには丁寧に自分自身と向き合う必要があります。まずは、「あなたが傷ついた」ところから少しずつ絡まった紐をほどいていくように許しのステップを進んでいくことができると思います。
自分の人生は誰かの人生の複製でできている
あなたが生きている人生は、誰か他人の人生の複製です。他人からの借り物と意識されたない影響が、寄せ集まってでき上がっています。 アバターの道 ハリーパルマー著より抜粋
このメッセージにはドキっとさせられます。みんな自分の人生を自分で選択して決断して生きていると、そう思っていると思います。
親のしいたレールに無理やり乗せされて自分を抑え込んで生きていた…という方もいらしゃると思いますが、ほとんどは、学生を卒業したあたりから自分の選択をしているという認識だと思います。
でも、このメッセージには、私たちが、無意識下での知らず知らずのうちに、自然な自動的な「教え込み」に従って自分自身を創り上げてきています。
自分とはこういう人だ、
自分の性格(明るい、大人しい、感情を抑え込む、物をはっきり言う)
自分の能力(器用だ、不器用だ、~が得意、~好きだ)
自分の思考の癖(心配性、楽観的、論理的、感情的、効率的、非効率的)
自分の価値観、好みなど
実は自分が選んだと思っていたことは、実は小さい頃から好きだったアニメや学校の先生の影響、親戚のおじさんなどに影響を受けていたりします。また、都会育ち、田舎育ちや、どの国のどんな環境か?によっても十分に影響をうけていると思います。
そして、お腹の中からずっと一緒の母親、または父親、両親のパートナーシップは無意識レベルで子供に影響しています。赤ちゃんは、新しいおろしたてのスポンジのように、いい悪いの価値判断なく、全てを素直に吸収して自分自身として形成していきます。
こんなに吸収して自分で刷り込んできたものを許せなくなる原因は、大きくなっていく過程で、吸収した要素に「これは嫌だ」と抵抗し始めることが原因です。
わたしの場合の例を挙げると、母の神経質で、心配症、ヒステリックに怒るという性格(アイデンティティー)が大嫌いで、これに本当に苦しめられ足を引っ張られたと感じていました。
私は母の心配性のようになりたくなくて、気づいたときには、物事を適当に雑に考える癖をもつ性格になっていました。そんな部分もまた母に怒らせていましたが(笑)
大人になって自分の性格を見つめたときに、自分の中に母の持っている大嫌いな要素が自分の中で占められていることに気づきました。心配性になりたくなくて、物事を適当に雑に考える癖をもったのに、でも根底では心配で心配で神経質で仕方ないのです。
ヒステリックや感情的に怒鳴りたくなる衝動が自動的に湧いてくるのに抵抗して、何も言わずぐっと我慢する自分になっています。でも自分のパートナーとなる人には安心しきって素の自分、このヒステリックがここぞとばかりに現れコントロールができなくなってしまうのです。この自己妨害の要素を感じたときに、いつも母親に怒鳴られたり、心配からヒステリックになっていく母が頭の中を占領して親を許せないという感情に苦しんでいたのです。最も避けて恐れている存在に自分自身が自動的になってしまう、そんな自分を許せないのです。
両親への「慈しみ」というspiritualレッスン
アバター(R)コースを受講した時、私は母のことを許せないでいました。感謝する側面もちろんありましたが、彼女の人生を非難して彼女の性格を否定、批判していました。コースはマンツーマンで進んでいくので自分と真剣に向き合う時間は母との関係を扱う自然な許しのプロセスだっと思います。コースの初日に「慈しみ練習」というワークがありました、1分くらいできる簡単な練習で、誰かを選んでその人を感じてみるというワークで、私はコースで母のことを扱うと決めていたので自然に母をその一人に選びました。
そうすると、このシンプルな練習で母が「自分の母親」というものの見方から、「一人の女性」として彼女の人生を初めて感じることができました。母親という視点がわたし人生に何十年と張り付いていたところから、ハラリとその思いこみが離れ始めた瞬間でした。彼女はわたしの母親でしたが、母親としての側面だけではなかったのです。そんな当たり前のこと、どうして気づかなったのでしょう。
彼女はわたしの祖母の娘であり、祖母にあまり愛されずに育っていました。彼女は優秀な兄と姉がいて、いつも比べられて劣等感を感じながら育っていました。そして父という男性t一緒に家族をつくっているパートナーで、共働きでやっと1人前という大変な環境の中で働きながら2人の子供を育ていました。彼女は自分の母親に傷つけられて、それでも、兄弟の中で一番最後まで自分の母親のそばにいて介護をしていました。寛容な愛情をもって人生の学びをしている人でした。
わたしの人生に突然、新しい女性があられたような衝撃を受けました。コースを学んでライセンスを取得していく過程で母と自分自身への許しがおわり、あんなに嫌いだとか母のせいにしていた人生を自分の人生として生きなおす選択ができるようになりました。
しばらく経ってから気づいたのですが、人は無意識のうちに、親に無条件の愛を求めて、それを当然だと思っているとうことに気づきました。だから、許せないんだと。
親からの精神的な自立
両親から精神的に自立できた時にこの思いこみ、社会にはびこっている当たり前の信念を感じたときに、「親は無条件の愛をくれる人ではない」と本当に腑に落ちました。無条件の愛は親であっても人やまたパートナーに求めるものではないのです。
無条件の愛は自分で学び、自分で自分に与えるものだったのです。
これが「親からは無条件に与えたれるものだ」という思い込みが大きな勘違いだったと気づいたとき、両親からもらったものにたくさんの感謝が湧いてきました。父と母は自分たちの時間をつかい、当然のようにお金をだして私が生きていけるように育ててくれました。親は子を育てるものだという思い込みを脇におくと、人間がもっている自然な本能の愛情を注いてくれていました。
母の母、わたしのおばあちゃんはいじわるで周りから疎まれていました。孫の私たちには優しい祖母でしたが、時々、性格悪いなぁと感じることがありました。おばあちゃんは、家の経済的理由から無理やり祖父、おじいちゃんと結婚させられ、姑にいじめられ、自分の家族とも疎遠で、おばあちゃんの人生を感じていると胸が痛みます。
おばあちゃん、おかあさん、わたし、と受け継がれた無意識の人間関係の基盤は「許す」ステップを経て「愛おしい人」たちに変わりました。また妹も彼女の子育てで母の子育ての幻想にぶつかり、同じく許しを経て彼女の子供たちに引き継ぐものを変えることができました。
まとめ
私たち人類は、過去、壮絶な歴史の中で進化してきました。大量殺戮を正当化する2度の大きな世界戦争まで引き起こしてきました。人間が人間とも扱われないような愛情不足の現実が世界中で、そしてTVのニュースからも溢れ出ています。それでも過去からみると人類は進化を遂げているなぁと感じるのです。私たちは、生活の快適なと豊かさを得て、生存を守れるようになり、そして「人の愛の要素」を十分に発揮できる時代に創り上げてきたと思います。
わたしやあなたの人生はこうした過去から引き継いだ信念体系からの産物です。だから、自分自身の人生の中で足かせとなっている要素、性格、考え方、癖、自動的に沸き起こってしまう感情などは、「これはワタシだ」と思いこんでいます。
でも、もし、これらがだだの刷り込み、思い込みだとしたら、「本当のあなたはどんな存在」なのでしょうか?
自分自身に充分な愛情をもって、許していくプロセスは私たち人類の過去だけでなく、今この瞬間、一緒に生きている人たちへの許しのプロセスとなると思います。
もし、あなたが少しでも苦しみの中にいるのなら、思い込みの数々から目覚めて本当のあなた自身を輝かす新しい人生がはじりますように♡
このサイトhppynesscreatelab.comはアバター(R)コースの「心と意識の仕組み」から学びを得てブログとして紹介しています。このサイトの掲示はわたし個人の意見であり、コースを主催するスターズエッジ社の意見や戦略を代弁するものではありません。
こんにちは(^^)初めましてヨッシーといいます。
今、思考の学校で学んでます50代専業主婦です。
親を受け入れる、許すことが出来ず、とよみさんの投稿を見付けました。亡き父を許すことが出来ず、社会にも対応出来てません。
読み応え有りました有りました。
有難うございます
よっしーさん^^ブログをよんでくださったこと本当にありがとうございます♡
思考の学校!素晴らしいですね~♡
お父様、亡くなられているのですね。
許しの最初のステップは、被害者になりきって
本当に痛みや屈辱感を感じきるステージが大事ですよね。。。
少しでもプロセスが進みますように…..♡